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大学受験でメンタル崩壊しそう?4浪した私が対処法を伝授
- 大学受験がつらい…
- メンタル崩壊しそう…
- どうすればいい?誰か教えて!
大学受験でメンタルが崩壊しそうに
なったときの対処法 結論
先人の教えから学ぼう
⇛人間の悩みは、たいてい「昔に誰かが解決済み」だから
⇛まずは身近な家族や先輩に相談
⇛エピソード、名言、曲の歌詞から学ぶのもおすすめ
私は大学に入学するまでに4浪を経験している。
詳細は以下記事。
当時の私は心身ともに疲弊していて、深刻なほど追い込まれていた。
テレビで不慮の事故ややるせない事件で亡くなった人をみて、「死ぬのが自分だったらよかったのに」と本気で思ってしまっていたくらいだ。
「自分だったらよかったのに」「そしたらもう勉強しなくていいんだ」「自習室に行かなくていいんだ」「予備校で罵倒されることもないし」「親戚の集まりで肩身の狭い重いをしなくていい」「両親の負担もきっと軽くなる」
今思えば、精神に相当の異常をきたしていたと思う。
そんな私だからこそ、大学受験で苦しんでいる方々に伝えられることもあるのではないかと思い、記事にしてみた。
私の実際の体験談は別記事にて紹介しているので本記事では割愛し、メンタルが崩壊しそうになったときの対処法に絞って解説していく。
あなたのことは全く知らないけれど、あなたの気持ちなら少しわかる気がする。
本記事が参考になれば幸いである。
大学受験でメンタルが崩壊しそうになったときの対処法
先人の教えから学ぶ
人間の悩みは、たいてい「誰かが解決済み」
アドバイスを一言で表現すれば、「先人から学ぼう」ということだ。
人間の悩みというのは、長い人類の歴史の中でたいてい「誰かが解決済み」である。
特に「辛い」とか「逃げ出したい」とか、そういう悩みは時代関係なく誰にでもあるわけで、誰もがそれを乗り越えてきた。
あなたのご先祖様も同じで、あなたのご両親やその更に上の世代の人々もそういった困難を乗り越えてきたからこそ、あなたがこの世に生まれてこれたことをまず忘れてはならない。
まずは家族に相談
なので、まずは身近な家族に相談するのがよい。
あなたのご両親はあなたと似たように苦しんだ過去があり、それを乗り越えてきた人たち。
一番いい教科書が目の前にいるのだから、彼らに頼るのが最も良い。
先輩に相談するのも◯
ただ、中には色々な理由で親御さんに相談しづらい・できない場合もあるだろう。
そんなときは先輩に相談するのも良い。
そして、できれば自分が目指している場所にいる人であるとなお良い。
自分の志望校に合格した先輩や、似たレベルの大学に合格した人でも良い。
実際に似た状況を乗り越えてきた彼らのアドバイスは、ズタボロになった自分の心に沁みるだろう。
また、個人的には、同級生に相談するのはあまりおすすめしない。
ただの傷の舐めあいで終わる可能性が高いから。
第一向こうだって不安なんだから、相手の相談に乗ってる場合じゃないのが本音だろう。
もしあなたが浪人していたとして、先に合格していった同級生に相談するのもまた、経験上おすすめしない。
絶対に話のどこかのタイミングで、惨めな思いをすることになるから。
といっても彼らは彼らで、学生生活楽しいことばかりではない。
同級生に関しては、お互いそっとしておくのが一番良いと私は思う。
エピソードから学ぶ
相談できる家族がいない、ちょうどよい先輩もいない、そもそも友達もいないからって落ち込む必要はない。
世界中に無数にいる歴史上の人物たちに、教えを請えば良いのだ。
幸い、人類は「文字」という他の種族が持ち合わせていない最強のツールを手にしている。
しかもネット社会の現代であれば、先人たちが文字に残してきた教えが簡単に手に入る。
彼らがどうやって悲しい過去やつらい経験を乗り越えてきたのか。
手始めにまず、古来からあるエピソードを2つ紹介したい。
「人間万事塞翁が馬」
「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」とは、中国古代の哲学書「淮南子」に記された故事成語である(「人間」は「じんかん」とも読む)。
この故事成語はストーリー形式になっているので、簡単に紹介する。
昔々、ある静かな村に「塞翁」と呼ばれる知恵深い老人が住んでいた。
彼は昔から村人たちから尊敬され、困ったときに相談される存在だった。
彼の家には、美しい馬が一頭いた。
この馬は彼の大切な財産であり、日々の暮らしを助けてくれていた。
ある日、その馬が突然いなくなってしまった。
村人たちは老人の家に集まり、「大変な不幸ですね」と口々に言った。
しかし、老人はただ微笑んでこう答えた。
「これは不幸かもしれないし、そうでないかもしれない」
数日後、その馬が帰ってきた。
それだけでなく、数頭の野生馬を連れてきたのである。
村人たちは驚き、「なんて幸運なんでしょう!」と喜んだ。
しかし、老人は静かにこう言った。
「これは幸運かもしれないし、そうでないかもしれない」
老人の息子はその馬たちを調教しようとしたが、まだ荒々しい馬を扱うのは容易ではなかった。
ある日、息子は馬から落ちて足を折ってしまった。
村人たちは再び集まり、「なんて不幸なんでしょう」と口々に嘆いた。
すると、老人はいつものように微笑んで言った。
「これは不幸かもしれないし、そうでないかもしれない」
しばらくして、その地域で戦争が始まった。
若い男たちは次々に招集され、戦場に送られ大勢が死んだ。
しかし、老人の息子は足を怪我していたので、招集を免れることができた。
村人たちは老人のもとにきて、「あなたはなんて幸運なんでしょう!」と感嘆した。
それでも、老人は穏やかに言った。
「これは幸運かもしれないし、そうでないかもしれない」
塞翁の教えは、「物事の善悪や幸不幸を早急に判断するべきではない」ということ。
人生には予測できない出来事が次々と起こるが、それらがどう作用するかは、時間が経ってみないとわからない。
この話は、私たちに冷静さと寛容さを持つことの大切さを教えてくれる。
「あるラバイの最悪で最良な災難」
「あるラバイの最悪で最良な災難」とは、「タルムード」というユダヤ教の教義や倫理、伝統などが記録された文書に記された説話の1つ(ちなみに「ラバイ」とは、日本で言う僧侶のような人のことである)。
ユダヤの人々は、紀元前から迫害を受けてきた過去があったが、彼らは先人たちの教えに従い、今日まで生きてきた。
しかも、そのほとんどが今や成功者(スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、スティーヴン・スピルバーグもそう)。
その教えが記されているのが「タルムード」だ。
「あるラバイの最悪で最良な災難」はその中の1つで、私が最も好きな説話。
ちなみに、その他の説話については以下書籍に載っているので良ければ参照されたい。
これもストーリー形式になっているので、簡単に紹介する。
あるラバイが旅をしていた。
ラバイは犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。
一日歩き続け、陽もとっぷり暮れたので、ラバイはその夜泊まる場所を探した。
ほどなく粗末な納屋を見つけて、そこで寝ることにした。
しかし、まだ寝るには早いので、ランプをともして聖書を読むことにした。
すると、まだ残っていると思っていたランプのオイルが切れて、灯りがふっと消えてしまった。
ラバイはしかたなく早めに寝ることにした。
その夜は本当に悪いことが重なった。
連れていた犬が毒虫に咬まれて死んでしまった。
次にオオカミが来て、羊も殺して食べてしまった。
朝になって、ラバイは空腹のまま出発した。
乳をくれていた頼りの羊ももういない。
少し歩いて、ある村の近くに来ると、ラバイは異様な気配に気づいた。
人影がまったくない。
よく見ると、あちこちで村人が惨殺されていた。
前の晩に盗賊がやってきて村を襲い、村人たちを皆殺しにして、金品を奪っていったことを知った。
彼は恐ろしさに打ち震えながら思った。
もしランプが消えていなければ、彼も盗賊に見つかっていたはずだ。
犬が生きていたら、キャンキャン吠えて、やはり見つかっていただろう。
羊も騒いで音を立てたに違いない。
すべてを失っていたからこそ、自分は助かったのだと。
そこでラバイは深く悟った。
「どんなに災難が降りかかろうと、人は希望を見失ってはいけない。
最悪なことが最良のことだと、信じなければいけない」
ここから学べることは、「あなたに起きた最悪の事態は、もっと最悪な事態を防いでくれた防波堤である」ということ。
物事は人知では伺うことのできない面がある。
だからこそ、どんなときでも希望を見失わないことが大切なのである。
名言から学ぶ
ここからは、歴史上の偉人や漫画・アニメ上の登場人物が残した言葉を紹介する。
歴史上の人物というのは、あなた以上に多くの困難や試練を乗り越えてきた。
漫画・アニメ作家も、長い暗い下積み時代を経てようやく世に出てきた人たち。
彼らが放つ言葉というのは、その言葉以上に重みがあり、胸に刺さる物が多い。
今回は、テンポよく言葉だけ紹介していく。
この言葉たちから何を学ぶかは、読者の皆様にお任せしたい。
私は未来については考えません。未来はすぐにやってきますから(アインシュタイン)
明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい(ガンジー)
あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。(ネイティブ・アメリカンの教え)
転んだ人を笑ってはいけない。彼は歩こうとしたのだ(米倉誠一郎;経営学者)
人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか(ドラえもん)
今日をがんばった者、今日をがんばり始めた者にのみ、明日が来るんだよ(カイジ)
何が計画通りだ 計画通り行かないから人生なんだ よく覚えておきやがれ!(クレヨンしんちゃん)
何かしてほしいから産んだんじゃないの 何かしてあげたいから産んだの(Re: ゼロから始める異世界生活)
歌詞から学ぶ
曲の歌詞からもまた、学ぶものは多い。
やはりアーティストたちも同様に、全く売れない時代を経験してやっと這い上がってきた人たちばかり。
彼らが紡ぎ出す言葉にも、心に残るものが多い。
今回は歌詞とYoutube動画を載せていく。
興味のある方は実際の曲を聞いてみるとまたグッとくる。
”人生はあなたが思うほど悪くない”(竹内まりや/元気を出して)
”ひとりぼっちじゃないぜ ウインクするぜ”(THE BLUE HEARTS/夕暮れ)
”とにかく笑えれば 最後に笑えれば”(ウルフルズ/笑えれば)
”たたかう君の歌を たたかわない奴等が笑うだろう”(中島みゆき/ファイト!)
”生きるという事に 命をかけてみたい”(THE BLUE HEARTS/世界のまん中)
”Cause you had a bad day(ついてなかっただけさ) You’re taking down(辛かったよね)”(Daniel Powter/Bad Day)
”お前がいつかくれた優しさが今でも俺の宝物”(エレファントカシマシ/俺達の明日)
”やっぱあいつはすごいやつだって 俺に自慢させてくれよ”(かりゆし58/ウクイウタ)
まとめ
今回は、実際に長い浪人生活を経験してきた私から、私なりのメンタル維持法を紹介してきた。
本記事を参考に、皆様がまた、勇気をもって机に向かっていただければ幸いである。