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【旅行記】大学3年の夏休みに、車中泊しながら北海道1周した話~プロローグ(きっかけ、方法)~
皆様、ごきげんよう。私の名はトットマン。現役大学院生である。
これは車中泊しながら北海道一周を達成した、私の体験記である。
今回はプロローグ編。北海道を車で1周しようと思ったきっかけ、具体的な方法を紹介していきたい。
きっかけ
北海道を旅していたユーチューバーを見て、楽しそうだったから
私は普段から情報集めなどでYou tubeを見る事が多いのだが、特に車中泊系や旅系の動画が好きだった。
その中で、ある2つのYou tube チャンネルの方々を見て、自分もやってみよう!と思ったのがきっかけだった。
クーピーチャンネル
車中泊系の You tube チャンネル。
キャンピングカー動画を中心に、人気を集めている。
その中で、新婚旅行でマツダ・ロードスターで北海道一周をされている動画を見た。
それがなんかもう、すごくかっこよくて。
「こんな壮大な場所が日本にあるのか!」「ぜひ車で運転してみたい!」「めっちゃ楽しそう!」。
そう思った。
とったび
旅系の You tube チャンネル。
車中泊しながら夫婦で全国を旅しており、2人のかけあいを中心に人気だ。
とにかく、すっごい楽しそうだった。
また、こんちゃんさんが写真家であることもあり、動画内の写真や映像が綺麗で、とっても魅力的だった。
さらに、動画内でかなり詳しく旅の行程を紹介してくださっていたので、私が計画を立てる際にものすごく参考にさせて頂いた。
暇だったから
実際に行ったのは、タイトルにある通り、大学3年次の夏休みであった。
当時はコロナがまだ流行していた時期であり、部活動等も満足にできない状態だった。
要するに、暇だった。
むしろ暇じゃなかったら、こんなクレイジーな旅は思いつきもしなかっただろう。
自粛ムードはまだ尾を引いていたが、まぁ車で1人でうろちょろする分には問題ないだろう、という算段もあった。
それに、ノーリスクでこんなに長期の休みがあるのは、学生のうちだけだ。
そして、それが許される最後の世代、大学生。
今しかできないことをやろう。そう考えた。
方法
ルートは函館から時計回り
実際に行ったルートを紹介する。
私は松本市在住なので、スタートは長野県松本市。そこから2日かけて青森県大間町へ。
ここからフェリーに乗って津軽海峡を渡り、函館入り。
そして約10日をかけ、函館から時計回りに北海道を一周。
最後は小樽からフェリーで新潟へ向かい、そこから長野県松本市へ戻った。
使用したフェリーの情報等は、今後体験談とともに追加で記載していきたい。
基本、車中泊
私が車中泊を選んだ理由は2つある。
1つは、宿代を浮かせられるから。2つめは、いちいち宿を予約しなくていいから。
今回は移動しながら、しかも長期(実際にかかった日数は14日間)の旅であった。
毎回宿に泊まっていたら、宿代だけで大変なことになる。
しかも、その行く先々の宿を考えなくてはいけない煩わしさがあった。
コロナのこともあり、めちゃくちゃ移動しながら泊まりまくるのは、極力避けたほうがよさそう、と判断した経緯もある。
そういった観点から、私は車中泊をしながらの旅を選んだ。
問題としては、車内という、お世辞にも生活に適切とは言えない環境で過ごさなければならないことだった。
その点、私は過去に佐渡ヶ島で車中泊をした経験があったので、なんとかなるんじゃないか、という見込みがあった。
それに夏の北海道は涼しいだろうから、暑すぎて寝れないという心配もなさそうだ、という見込みもあった。
ちなみに私の車(現在も保有)は、ホンダのN-WGN。軽自動車だ。
運転席以外を全部倒し、家にあった毛布やら布団やらを敷き詰めて無理やりフラットにした。
当時の車内の写真は一応撮ったのだが、ぐちゃぐちゃすぎてとても載せられないので、割愛する。
まぁとにかく、私が寝れりゃOK。そういう感じだった。
車中泊場所としては、各所道の駅を利用させていただいた。
※念のため記載させて頂くが、道の駅はあくまで休憩場所であって、宿泊場所ではない。利用する際は責任をもって利用したい。
行ったことのない道の駅を利用するので、全国の道の駅が載っている本を買い、かなり入念に調べた。
トイレ、周辺施設、いつ頃どのあたりに自分がいるべきかも含め、本だけでなく車中泊ブログやYou tubeを参考にさせていただき、情報をかき集めた。
といっても、毎回車中泊をしたわけではなく、フェリー内で泊まった日もあったし、諸事情があり急遽ホテルをとった日もあった。
詳細に関しては今後記したい。
一人旅
元々一人旅が好きだった。
むしろ、大人数でわちゃわちゃ行くのがあまり好きではなかった。色々と気を遣うから。
それにコロナのこともあった。
その点、1人はまじで楽だ。
途中で急に変更したっていい。
自分のやりたいようにできる。
混んでる店でも、予約なしですんなり入れる事が多い。
行きたい場所に思う存分行ける。
全部自己責任だから、かなり無茶できる。もちろん、安全に配慮した上でだが。
実際今回も、出発日だけ決めて、帰る日はなんとなくでしか決めていなかった。
行くお店も、まぁまぁ行き当たりばったりだった。
1日で400km以上運転するような、かなり無茶なこともした(長距離運転は、十分な休憩と計画をもって行いたい)。
こういうことができてしまうのも、一人旅の魅力だろう。
まぁ時折、少し寂しさを感じるのがデメリットか。
食事はほぼ外食
旅中は、ほぼ外食だった。
理由としては、車内でなにか料理を作るのは困難だと考えたからだ。
車中泊系ユーチューバーの方々は、車内でなにかしら自炊をされていることが多い。
そして、彼らはそれ仕様に車内をかなりDIYしていることが多い。
床をフラットにするために後部座席を外したり、換気扇をつけたり、中には車内に簡易的な水道まで自作している方もいる。
車を普段使いでも使用している私にとっては、そういった車の改造がどうにも難しかった。
一応、普段使いできるレベルで最低限の車内の施しはした。
だが車内で料理ができるほどのクオリティでは、とてもなかった。
もっとも、せっかく北海道に来るのだからグルメを楽しみたい、という気持ちが一番だった。
なので、朝ごはんはコンビニで軽く済ませ、昼ごはん、夕飯は地元の料理屋さんを中心に楽しんだ。
早寝早起き
北海道は夜になると道が真っ暗になり、暗くなってから移動するのはかなり危険という情報を、前もって頭に入れていた。
実際、現地でもそれを実感する事件があったのだが、それについては今後記したい。
なので、朝は4時半くらいに起きて5時半頃出発。18時以降は運転しないようにした。
1日を有効に使えたので、この方法はかなり良かった。
やはり旅は、早寝早起きがよい。
ガソリンはこまめに入れる
北海道は、とにかくでかい。
ガソリンスタンド同士もかなり離れていることが多い。
だから、ガソリンは入れられるときに入れておかないと大変なことになる、という情報も頭にあった。
実際道中で、「ここでガソリンがなくなったら終わりだな」と思うような土地も数多く体験した。
なので、ガソリンスタンドを見つけたら、まだ大丈夫でも、休憩がてら入れるようにしていた。
北海道へはフェリーを使用
車で北海道入りするためには、フェリーに車を乗っけて一緒に移動する方法が一般的だ。
他には新幹線や飛行機で北海道入りし、現地で車を借りるという方法がある。
しかしそうすると交通費が高いし、なにより仮ではあるが、車中泊仕様にした自分の車で行きたかった。
フェリーに車を乗っけて移動するには様々な航路があるのだが、これらについては体験談とともに今後記したい。
まとめ
今回は車中泊で北海道一周を達成した私の体験記、プロローグ編をお送りした。
今後、実際の旅の行程について詳しく記していく予定である。お楽しみに。
次記事はこちら↓。