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【旅行記】大学3年の夏休みに、車中泊しながら北海道1周した話~8日目~
皆様、ごきげんよう。私の名はトットマン。現役大学院生である。
これは車中泊しながら北海道一周を達成した、私の体験記である。
今回は8日目。北海道紋別市から知床までへの旅の行程を振り返っていきたい。
8日目(2021.8.23)
ルート
道の駅オホーツク紋別を6時ごろ出発、キムネアップ岬へ。
キムネアップ岬
北海道最大の湖であるサロマ湖を一望できる。
この日は生憎の天気で、ちょっと残念。
キャンプ場もあり、キャンプを楽しんでいる方々もいた。
その後、道の駅流氷街道網走(あばしり)へ。
道の駅流氷街道網走
次に向かう網走監獄の開館時間まで少しあったので、ここで情報収集。
網走は流氷で有名だ。
冬になると、砕氷船に乗って流氷を見に行くことができる。
いつか冬に行ってみたいと思った。
その後、網走監獄へ。
網走監獄
明治から昭和にかけ、日本中の極悪人がここに集められていた。
今は博物館として一般公開されている。
(※現在稼働しているホントの刑務所は別にあり、服役中のガチ犯罪者さんたちはそちらにいるのでご安心いただきたい)。
人気漫画でアニメにもなった「ゴールデンカムイ」の舞台の1つになっている場所だ。
物語内では、ストーリーの起点となる重要な場所として、この網走監獄が登場する。
ちなみにこのアニメ、めっちゃ面白いのでおすすめ。
網走監獄は元々刑務所でありながら、その建築美ゆえ、重要文化財に指定されている。
中は刑務所とは思えないほど美しかった。
正直、当初は1時間ほど回れば十分だろうと思っていた。
だが意外におもしろく、気づけば2時間以上も滞在していた。
館内にはユニークな展示物が、数え切れないほど置かれている。
お土産屋さんも物騒なものばかり置いてあり、面白い。
結構楽しいので、網走によった際はぜひ訪れていただきたい。
また網走監獄内には、「監獄食堂」という名のレストランがある。
ここで当時の監獄食の再現メニューをいただくことができる。
もちろん、普通のメニューもあるので安心していただきたい(写真は2021年当時)。
私は監獄食A(さんま)をいただいた。
めっちゃ味が薄かった。
味噌汁とか、ほぼお湯。
犯罪を犯すとこんな食生活になるのだなと実感した。
最後にマネキン看守さんと2ショット。
リアルすぎて、ちょっと怖い。
網走監獄を後にし、天まで続く道へ。
天に続く道
知床へ向かう道の途中にある、絶景ロード。
当日はあいにくの天気で、ちょっと残念だった。
その後、オシンコシンの滝へ。
オシンコシンの滝
知床八景の1つ。
一応説明させていただくと、知床には「知床八景」なる名所が8つある。
詳細はHPを参照されたい。
ちなみに私はこのうちの6つに訪れた。
知床を訪れる際は、ぜひよってみてはいかがだろうか。
滝はなかなかの迫力だった。
その後、オロンコ岩へ
オロンコ岩
これも知床八景の1つ。
上までは結構登るので、注意。
ここで見た夕焼けは、たぶんずっと忘れないだろう。
ここにたどり着くまで8日もかかり、感慨深かったこともある。
ちなみにこのブログのプロフィール画像は、ここで撮影した写真をもりもりに加工したもの↓だ(笑)。
その後、車中泊予定地である道の駅うとろ・シリエトクへ。
道の駅うとろ・シリエトク
かなり規模の大きな道の駅で、旅の休憩所として最適だ。
中には売店やレストラン・休憩場所だけでなく、知床について紹介された展示パネルもある。
ヒグマはアイヌ語でキムネ・カムイ(山の神)というらしい。
シャチはレプン・カムイ(海の神)。
どちらもむやみに近づいてはいけない、人間の力を超える存在として、アイヌ文化が栄えていた当時から恐れられていたらしい。
他にも、知床の歴史・文化・自然など様々な観点から勉強ができる。
特に知床国立公園は世界自然遺産である。
訪れる際は、環境保護の観点からも、事前学習が大切だ。
夕飯は近くのコンビニ。
お風呂は近くのホテルの日帰り入浴を使用した。
このあたりは買い物などができる施設はほとんどない上に、夜になると店がみんな閉まる。
私が利用したコンビニも、確か20時までだった。
知床を訪れる際は、斜里町や羅臼町など、最寄りにある規模の比較的大きな町で買い物を済ませておくことをおすすめする。
総括&次回予告
今回は8日目の行程を振り返ってきた。
旅路も秘境感が増してきた。非常にワクワクする1日だった。
次回は9日目。
知床世界自然遺産を堪能し、日本最東端へ向かう。お楽しみに。
次記事はこちら↓。