ダイビング器材100万はやりすぎ!初心者の私が全部買ったリアルな費用とおすすめ機材

※本ページはプロモーションが含まれています※

トットマン
この記事を書いた人
・地方国立大卒、臨床検査技師免許所持、1996年生まれ28歳男性、現在は大学院にて研究生活
・春は旅行、夏はダイビング、秋はソロキャンプ、冬はスキーを楽しむアウトドアマン
・月間1万PV超え達成
・Xフォロワー1,000人以上(2025年7月現在)
  • ダイビング器材を買いたい!
  • 全部揃えたら100万ってホント?
  • おすすめの器材はある?
  • 経験者さん、教えて!
私が実際に買って使っている、おすすめ器材まとめ

↓最低限揃えるべきもの!↓

✓マスク(2万くらい)

✓ダイブコンピューター(3万くらい)

✓軽器材セット(2万くらい)

✓ウェットスーツ(2万くらい)

✓BCD&レギュレーター(6万くらい)

合計15万くらい

↓あるといいもの!↓

✓フードベスト

✓曇り止め

✓緊急系グッズ

・シグナルフロート

・ライト

・ホイッスル

・ナイフ

✓Gopro

ダイビングを本格的に楽しむなら、自分だけの器材が欲しくなるもの。

でも、全部揃えるとなると「一体いくらかかるんだろう?」と不安に思っていないだろうか

中には「全部揃えたら100万くらいかかった」という噂も聞く。

トットマン

私はこの記事を書いた現在経験本数約40本(PADIアドバンス)で、実際に器材をすべて買い揃えて、今もそれらを使って潜っている

この記事ではそんな私から、初心者が最低限必要なダイビング器材を全部揃えた場合のリアルな総額と、実際に使って分かったおすすめ器材を詳しくご紹介していく

目次

ダイビング器材100万?フルセットの総額は?

初心者でいきなり100万はやりすぎ

まず結論からいうと、私が全部揃えたときは約15万円かかった。

これは最低限の機材を安めに購入した場合の金額。

トットマン

ダイビング用品はピンキリで、こだわり出すと1つのアイテムでも数万円〜十万円以上することも珍しくない。

ただし、私のようにセールや型落ちモデルを狙えば、比較的手頃な価格でも一式揃えることが可能である。

トットマン

中にはショップの方に「身を守るためのものでもあるから、ちゃんとしたものを買ったほうがいい」と言われて、いきなり100万近くかけて揃える方もいるにはいる。

確かに、ダイビング器材は自分の命を預けるものでもあるから、高価なもののほうが安心ではある。

だが、実際に全部購入して今も現役で潜っている私から言えば、初心者のうちからダイビング器材にいきなり100万円も出すのは、はっきり言って超高すぎだ。

色んな事情で途中でやめてしまうかもしれないし、初心者すぎて扱いに慣れていないせいで高価な器材をいきなりぶっ壊してしまうリスクだってある。

個人的には、最初はレンタルで経験を積みながら徐々にちょっとずつ揃えていくのが一番のおすすめだ。

ダイビング器材の内訳と金額

まず、実際に私が揃えた主な機材を紹介する。

機材購入価格(目安)
マスク約2万円
軽機材セット(フィン・ブーツ・グローブなど)約2万円
ウェットスーツ約1.5万円
ダイブコンピューター約3万円
BCD(浮力調整装置)+ レギュレーター約6.5万円
合計約15万円

一応、それぞれ買った時期や経緯などを一つ一つ記していく。

マスク

まず一番最初にに買ったのが、マスク

トットマン

私が買ったのは「TUSA Zensee M-1010」というモデルのやつ。

経験本数20本くらいのときに行ったダイビングショップで、店員さんにおすすめされるがままに購入したものだ。

当時、自分の器材を何も持っていなかったから何かほしいな、と思っていたところだったので、ちょうどよかった。

価格は送料も込みで、2万ちょっと

トットマン

今思えばもうちょっと安いのでもよかったな、とは正直思う(笑)。

だが購入から2年以上たったいまでも現役で使い続けているマスクなので、買ってよかったとも思っている。

ダイブコンピューター

次に購入したのが、ダイブコンピューター(以下、ダイコン)。

私が実際に買って現在も使っているのが、「AQUALUNG i300C」というモデルのやつ。価格は3万ちょい

ダイビングをされている方ならわかると思うが、これは正直ホントは一番最初に買わなきゃいけない器材

トットマン

当初はダイコンなしで潜っていたのだが、経験本数を重ねていくうちに不安を感じる瞬間が多々あり、購入した。

そして、これは詳しくは後述する余談だが、実はマスクよりも前に一番最初に購入したのがこのダイコンだった。

しかし、間違えて全然違うものを購入してしまっていたことにダイビングをしている間に気づいた。

で、マスクを購入後に新しく買い直したのが、今使っているモデルである。

軽器材セット(フィン、グローブなど)

次に購入したのが軽器材セット

経験本数も30本近くになってきて、そろそろ自分の軽器材がほしいな、と思って購入した。

トットマン

私は実際に楽天市場で購入し、今も使っているのはコレ↓。

内容としては、マスク・フィン・シュノーケル・グローブ・ブーツ・メッシュバッグがセットになって2万ちょい

私は既にマスクを持っていたのでコレを買ったことでもう一個マスクが増えてしまったのだが(笑)、現在はサブとして使用できているので、まぁいいかって感じ。

今でも全て使っているし、手頃な値段で一気に揃えることができたので、総合的に言って「いい買い物をしたな」と今でも思っている

ウェットスーツ、BCD&レギュレーター

最後に購入したのが、ウェットスーツとBCD&レギュレーター

これらは後述するある経験がきっかけで、思い切って一気に購入した。

トットマン

まず、私が買ったウェットスーツは「Hele i Waho」の5mmスーツ↓。

私は楽天のヘビーユーザーなので楽天市場で買ったが、アマゾンでも買える↓。

フルオーダーだと高すぎるので、既製品のものを購入した。価格は2万いかないくらい

トットマン

ウェットスーツを購入したのは、一言で言えば「快適性が欲しかったから」。

というのも、私は180cm・体重60kgの細身体型なので、ショップでウェットスーツをレンタルすると、必ずといっていいほどキッツキツのものを渡される

確かに保温性という観点から言えば、ぶかぶかよりはピッチリしてるほうがいい。

なので恐らくお店の方も「ちょっと小さめだけど、寒かったら可愛そうだし…」と配慮して、あえて小さめのサイズを貸してくださっていたのだろう。

だが、確かに温かいのだが、丈(特に足)が短すぎて困るのである。

具体的には丈が足りないせいで股下が足りず、股関節が非常に動かしづらい。

そうするとフィンキックもめちゃめちゃしづらく、ほぼ膝下だけ動かす無理なキックになってしまうので、ダイビング中に何度も足をつってしまっていた

なので、少々サイズは大きくてもいいからゆとりがあるスーツが欲しくて、購入した。

本来であればフルオーダーのほうがよかったのだが、正直計測がめんどくさかったのと1本目のスーツとしては高すぎ(10万くらい)て、手が出しづらかった。

既製品のものでも、サイズ表を見ればだいたいのイメージはついたので、思い切って既製品を購入した。

ちなみに私はこのモデルのLサイズを購入したのだが、まぁピッタリだったし、何よりフィンキックがめちゃめちゃ楽になった。

これはいい買い物をしたな、と今でも思っている。

そして、BCD&レギュレーターも合わせて購入した

トットマン

実際に購入したのはコレ↓。

繰り返しになるが私は楽天のヘビーユーザーなので楽天市場で購入した↓。

まぁ最初の器材だし安いやつでいいだろう、という感覚で、SALEを狙って安く購入した。

トットマン

価格は6万ちょいだったので、相場が10~20万くらいと言われている中ではちょっと安すぎて不安ではあった(笑)。

だが、今のところ問題なく使えているので、とりあえずよかった。

トットマン

そもそも私がBCD&レギュレーターを買おうと思ったのは、「自分の器材じゃないとテンパるから」。

ダイビングをされている方なら共感していただけると思うのだが、久しぶりのダイビングだったりすると重器材のセッティングに戸惑う。

「あれ、BCDってどっち向きだっけ」「レギュレーターとオクトパスって右と左どっちだっけ」…みたいに。

しかも、器材のセッティングは素早くやらないとチーム全体の計画にも影響するので、余計焦ってしまう。

また、うまくセットできたとしても、レンタルだと器材の勝手が毎回微妙に違う。

吸気ボタンと排気ボタンの位置が予想外の場所にあったせいで潜降や浮力調整でもたついたり、レギュレーターが見つからなくて焦ったり、洗い方でこんがらかったり…。

トットマン

私も何度かセッティングでテンパってしまって恥ずかしい思いをしたり、ダイビング中にトラブったりすることがあり、自分のBCD&レギュレーターがほしいな…と思うようになった。

また、自分のBCDを持っていると、ポケットに色々小物類(カメラとかライトとかシグナルフロートとか)を入れたりカラビナで引っ掛けることができる。

もちろん、小物類だけ持っていってレンタルのBCDに取り付けるでもいいが、やはり自分のBCDのほうが便利。

実際、購入したことで器材のセッティングでミスることはほぼなくなったし、ダイビング中の安心感も劇的に向上した

少々高かったが、これも買ってよかったと今でも思っている。

なぜ自分の器材を揃えるのがおすすめ?

スキルの上達・安全性の向上が桁違い

前述した内容をまとめると、自分の器材があるとダイビングスキルの上達や安全性が段違いに上がるので、自分の器材を揃えるのはとってもおすすめ。

たとえば、

  • マスクは自分の顔にフィットするものが快適で視界もクリア。
  • BCDやレギュレーターはレンタルだと毎回使い勝手が変わり、セッティングや操作で戸惑いがち。
  • ウェットスーツは体型に合わないと保温性が落ちたり動きづらい。

こういったことがあるので、むしろ初心者こそ、自分の器材を揃えたほうがよいと個人的には思う。

初心者にまず買ってほしい2つのアイテム

といっても、全部をいきなり揃えるのはハードルが高い。

そこで、初心者の方はまず以下の2つを購入するのがおすすめ

マスク

レンタルマスクは視界が曇りやすく、サイズも合わないことが多い。

視界の確保は安全にも直結する。

また、レンタルするたびに自分の顔に合うようにゴムの長さを調整しなければならないのは、結構煩わしい

初心者であればマスクは何でも良いとは思うが、とりあえず有名なメーカーのものを選んでおけばまず間違いない

AQUALUNG」とか「TUSA」とか「GULL」とか「SCUBAPRO」とか。

トットマン

ちなみに、私が使っているマスクはTUSAのものだ。

もちろんお金をかければかけるほど良いマスクを買えるが、初心者のうちは(私も含めて)正直違いはよくわからないので、ざっくり1万円前後のものを買えば十分だろう。

ダイブコンピューター

水深と水中での残り滞在時間をリアルタイムで管理する必須アイテム。

コレがないと、自分が困るだけでなく、インストラクターの方も「この人大丈夫…?」と不安になるので絶対持っておいた方が良い

レンタルもできなくはないが、貸出していないお店も多いし、そもそも自分の減圧管理は自分でするもの。

ダイコンの一番大切な役割は「無減圧潜水時間(NDL)の管理」である

超簡単に言うと、「今その水深に自分があと何分間いていいか」を示すのが無減圧潜水時間(NDL)で、これを管理するためにダイコンがあるといっていい。

NDLを超えてダイビングをしてしまうと減圧停止という特殊なタスクを行わければならず、これをせずに浮上すると減圧症を引き起こしてしまう。

そして、NDLはその人が今いる水深や1本前のダイビングの記録をもとに計算されるので、人によって違う

トットマン

「インストラクターと一緒に潜ってれば大丈夫」というわけではないのである。

だから、ダイコンを持っていないお客さんを連れて行くのは、インストラクターにとって非常にストレスなのである。

自分の身を守るためだけでなく、引率するインストラクターの方や周りの方のためにも、ダイコンは絶対持っておいた方が良い

私の場合、あるファンダイビングのときに、安全停止中にインストラクターの方に「安全停止時間は終わった?」と自分の経験のなかで初めて確認をされた。

それまで浅い水深でのんびり潜るダイビングばかりだったので、そんな経験がなかったのである。

水深15m以上くらいになってくると安全停止(水深5m付近で3分間停止)が必要になってくるのだが、ダイコンがないと安全停止の残り時間がわからない。

だが、ダイコンを持っていないせいで答えられず、「自分ダイコンももってないなんてマジで初心者だな…」と恥ずかしい思いをしたこともあり、そのダイビング後にすぐに購入した。

トットマン

余談だが、私は最初間違えてNDLが全く表示されない偽物みたいなダイコンを買ってしまい、新しく買い直した過去がある。

ダイコンを買うのであれば、謎のメーカーの安物ではなく、有名なメーカーのもので3万~5万くらいのものを買うと良い

おすすめは、以下の2つ。

トットマン

特に2つめのものは日本製(TUSA)でソーラー充電式、表示も見やすいのでおすすめ

あると便利なその他グッズ

ここからは、必須ではないがあったほうがよいグッズをいくつか紹介していく。

フードベスト

頭から被る保温アイテム。春秋の冷たい水温のときに重宝する。

曇り止め

マスクの視界確保用。ショップの方が貸してくれることがほとんどだが、自分のがあるとよりスマート。

緊急系グッズ

もしものときに備えるための緊急グッズ。

具体的には、「シグナルフロート」「ライト」「ホイッスル」「ナイフ(ロープが絡まった時など用)」あたりがあると、自分だけじゃなくてガイドの方も安心。

シグナルフロート

ライト

ホイッスル

ナイフ

※シグナルフロートに関しては、そもそも携帯していないと参加できないファンダイビングもあるので、できれば最初に買いたいところ。

Gopro

水中撮影用。中にはコンデジと呼ばれるデジカメタイプのものもあるが、動画のほうが撮影が簡単なので最初はGoproがおすすめ。

シリーズとしては、Gopro10で十分(ハウジングは別途必要)。

ダイビング器材フルセットは高いけど一生の相棒になる

正直、全部揃えるのは大きな出費。

だが、自分の器材は安全・上達・快適性を一気に高めてくれる心強いパートナーになる

最初は必要最低限から揃え、徐々に充実させていくのもおすすめだ。

まとめ

✓フルセットの目安:約15万円~

✓最初に買うべき:マスク・ダイブコンピューター

自分にあった器材で安全に楽しもう

私が実際に買って使っている、おすすめ器材まとめ

↓最低限揃えるべきもの!↓

✓マスク(2万くらい)

✓ダイブコンピューター(3万くらい)

✓軽器材セット(2万くらい)

✓ウェットスーツ(2万くらい)

✓BCD&レギュレーター(6万くらい)

合計15万くらい

↓あるといいもの!↓

✓フードベスト

✓曇り止め

✓緊急系グッズ

・シグナルフロート

・ライト

・ホイッスル

・ナイフ

✓Gopro

よかったらシェアしてね!
目次